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MARY’S BOOK|Robert Frank

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スイス人フォトグラファー、ロバート・フランク(Robert Frank)の作品集。2024年12月から2025年6月まで「ボストン美術館(Museum of Fine Arts, Boston)」で開催した展覧会に伴い刊行された。 写真家であり画家、キュレーターであるエドワード・スタイケン(Edward Steichen)が評するに、作者は「カメラを携えた詩人」であり、第二次世界大戦後のパリにおいて創作の自由を求めた数多くの芸術家のうちの一人であった。1949年から1953年にかけてパリで過ごした時間は、作者の芸術性と人生に影響を与え、何十年にもわたって作者とともにあった。パリにいた1949年、作者の制作において重要な一冊となる作品を生みだした。それが、当時のガールフレンドのために作った貴重かつ私的な写真集『MARY’S BOOK』である。詩的でありながら洞察力に富み、探究心が旺盛なさまを感じさせる眼差しでパリでの日々を記録した本作は、テキストと画像を組み合わせるという初めての試みを行ったものであった。無二の存在感をも放つこの一冊は、本を作ることにおいて作者とって重要な実践となり、20世紀で最も影響力のある写真集のひとつで名作と謳われる『THE AMERICANS』にも繋がる、作者の洗練された芸術的ビジョンを示す確かな証として残る作品である。 作者の「ラブレター」を初めて甦らせたものとなる本作には、研究者陣による洞察豊かなエッセイも寄稿されている。あわせて、手書きのメモや手作業でカットされた写真で埋め尽くされたファクシミリ版冊子が本体に差し込まれ、光沢加工が施された写真が互いに寄り添うようなレイアウトで再現されている。読者は作者が織りなす視覚的なハーモニーを通して、1940年代後半のパリを体験するのである。 hardcover with a booklet 136 pages + 24 page 229 x 318 mm color 2025 published by MUSEUM OF FINE ARTS, BOSTON <以上、ディストリビューターインフォより>

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