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おかあさん革命は遠く去りました
革命は遠い沙漠の国だけです――「毒虫飼育」
ぼくは掟なんか欲しくない
燃えるキリンが欲しいだけ――「燃えるキリン」
何からおれの名を除くというのか
革命から? 生から?
おれはすでに名前で連帯しているのではない――「除名」
いや、それでもわれわれは、あくまでもじぶん自身の内なる飢えた子供のためにだけ書く。そして、そうすることで、私はいずこかの飢えた子供の存在も発見しようとするだろう。――「飢えた子供に詩は何ができるか」
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目次
第一部 詩 撰
最初の無名戦士 [単行本初収録]
黍餅
詩書をあとに [単行本初収録]
寡婦のうたえる [単行本初収録]
燃えるキリン
空想のゲリラ
おれは間違っていたのか
ロマンセロ長靴 [単行本初収録ヴァージョン]
ハンガリヤの笑い
観念論
毒虫飼育
くらい日曜日
夜の街で舞う
非合法の午后
憑かれてる日のデッサン [「河口眺望」]
狂児かえる
末裔の人々
原点破壊
食虫植物譚
地中の武器
十月の心
沈黙への断章
餓鬼図・抄 [単行本初収録]
彼方へ
原野へ
遠くの夏
涸れ川の岸で
男の児のラグタイム [単行本初収録]
老戦士の昼休みの詩学
第二部 散文撰
民謡をさぐる
蒼ざめたる牛
死者と詩法 [含「除名」/単行本初収録ヴァージョン]
死にいたる飢餓
拒絶の精神とは何か
飢えた子供に詩は何ができるか
読書遍歴
詩と自由
亡びに立つ
歌形と異郷 [単行本初収録]
生涯のように [『現代批評』版/単行本初収録]
解説 黒田喜夫の動物誌 (鵜飼 哲)
解題
編集後記
装画:田中千智
装幀:宗利淳一
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黒田 喜夫 (クロダ キオ) (著/文)
詩人。1926年2月28日、山形県米沢市に生まれ、同寒河江市に育ち、1984年7月10日、東京都清瀬市に没する。
著書に、『不安と遊撃』(飯塚書店、1959年12月、第10回H氏賞受賞)、『地中の武器』思潮社、1962年12月)、『死にいたる飢餓』国文社(1965年6月)、『詩と反詩』(勁草書房、1968年5月)、『負性と奪回』(三一書房、1972年2月)、『彼岸と主体』(河出書房新社、1972年6月)、『自然と行為』思潮社、1977年9月)、『一人の彼方へ』(国文社、1979年3月)、『不歸郷』(思潮社、1979年4月)、『人はなぜ詩に囚われるか』(日本エディタースクール出版部、1983年12月)、『黒田喜夫全詩』(思潮社、1985年4月)がある。
上記内容は本書刊行時のものです。
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共和国
2016年
菊変形判 並製
H225×W150mm404P