エンデとシュレーダーの美と哲学が
詩的自由のはてしない世界へ誘う19篇
1982年にドイツのティーネマン社より限定発行されたドイツの作家ミヒャエル・エンデの詩と画家ビネッテ・シュレーダーの絵による絵詩集『Die Schattennähmaschine(影の縫製機)』。
存在を表現するということの本質に迫る詩「Der wirkliche Apfel(本当の林檎)」からはじまる19篇の詩は、シュールであり、哲学的であり、神秘的であり、そしてユーモアも、遊び心も感じられる。
表題作『Die Schattennähmaschine(影の縫製機)』では、夜から朝へのうつろいに影のもつ神秘を重ねる。終演を迎え、シュレーダーが描くカメが歩む舞台は宙へと浮かび消えていく。磨き抜かれた言葉とモノクロームの細密画で端正に構成された本書は、美しい装丁と一体となり、エンデ作品の中でもとりわけ格調高い一冊。
邦訳版は2006年に長崎出版より酒寄進一による翻訳で出版されたものを、ドイツ語原書と同じ装丁、ドイツ語原文も掲載して新装復刊。
文:ミヒャエル・エンデ(Michael Ende)
1929–1995年。ドイツのガルミッシュ生まれ。作家。小説、絵本、戯曲、詩などの文芸作品がある。愛をもって社会を見つめ、深い思索のもと生まれた作品は、世界中の多くの読者に読み継がれている。1960年『ジム・ボタンの機関車大旅行』(邦訳版1986年/岩波書店)で作家としてデビューし、ドイツ児童文学賞を受賞。以降、執筆活動を続け数々の国際的な文学賞を受賞。主な邦訳作品に『ジム・ボタンと13人の海賊』『モモ』『はてしない物語』『鏡のなかの鏡—迷宮—』『魔法のカクテル』『魔法の学校—エンデのメルヒェン集』(以上すべて岩波書店)などがある。『モモ』の装画・挿絵はエンデ自身が描いたもの。長野県の信濃町黒姫童話館に、原稿や草稿、ノート、写真、書簡、自筆原画、愛用品などのエンデの関連資料が多く所蔵され、一部が常設展示されている。
絵:ビネッテ・シュレーダー(Binette Schroeder)
1939–2022年。ドイツのハンブルグ生まれ。絵本作家、画家、イラストレーター。1969年『お友だちのほしかったルピナスさん』(邦訳版1976年/岩波書店)で絵本作家としてデビューし、BIB金のりんご賞を受賞。主な邦訳作品に『こんにちはトラクター・マクスくん』『ラ・タ・タ・タム ちいさな機関車のふしぎな物語』『ぞうさんレレブム』『ラウラとふしぎなたまご』(以上すべて岩波書店)などがある。エンデとは古くからの友人で、『影の縫製機』のほかに『満月の夜の伝説』(岩波書店)などを共作している。
<以上、版元サイトより引用/画像3〜6枚目は版元より引用>
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