ベル・フックスのアメリカ黒人現代アート批評、待望の邦訳。白人至上主義的・資本主義的・家父長制による排他的な視覚の政治学が深く浸潤する現代アートとその批評、システムの内部にメスを入れ、真の黒人の美学を開示する。
[目次]
序 芸術の重要性 9
わが心の芸術 18
魂の詩学──芸術はみんなのもの 30
アリソン・サールとアートについて語る 44
生贄の祭壇──バスキア再考 61
転覆させる美──異議申し立ての新しい形式 80
栄光の中で──黒人の生活の中の写真 85
失われた故郷を求めて 99
キャリー・メイ・ウィームスとアートについて語る 109
差異と向き合うこと──黒人女性の身体 132
魂に誘われるままに、芸術を語る 140
芸術批評の系譜──黒人の芸術について書くこと 149
ありのままの美──ありふれたものの美学 162
女性芸術家──創造のプロセス 170
芸術作品の題材となることについて 181
芸術の自由のために働く人々 188
黒人文化──文化実践としての建築 196
黒人の生活の中の建築──ラヴィーン・ウェルズ=ボウイーと空間について語る 204
批評的介入について 217
背筋をのばして、飛べ──エマ・エイモスとアートについて語る 227
挑戦する版画作家──マーゴ・ハンフリーとアートについて語る 255
黒人男性の身体を表象する 266
輝く赤──血の働き 281
訳者あとがき 291
索引 i
2012年10月31日/A5判並製/308頁
<以上、画像・テキストともに版元インフォより>
三元社