【ご注意】
新品ですが、刊行から年数が経っているため経年の劣化(多少のヤケやシミ、汚れ、キズなど)を感じる場合がありますが、版元から入荷時の状態ということご了承の上、ご購入お願い致します。
__________________________
平野甲賀・黒川創
ブックデザインの構想
──チェコのイラストレーションから、チラシ・描き文字まで
本づくりに生きる東欧の図像──チャペック兄弟の世界にうまれ、大正時代の日本の「漫画」にも影響を与えたブックデザインの様式とは?
書物の楽しさをデザインするための、あたらしい切り口。
平野▼このフォントを、ぼくは「箸袋」と称してるんですけどね。なんかさ、食堂に入ると、紙の箸袋を折ったりなんかしながら、みんな待ってるじゃない。ああいう雰囲気なんです(笑)。三本、太さの違う線がありますね。これを一つの様式にしてるんですね。その様式が、ラダのイラストレーションとほとんど同じ手法なんですよね。こういうところに、影響がでてるという例。
黒川▼なるほど。
平野▼こういう決まり切ったことが、わりとぼくは好きだというか。
(本文より)
著者について
平野 甲賀(ひらのこうが)
グラフィック・デザイナー、装丁家。
一九三八年、京城生まれ。武蔵野美術学校卒業。高島屋の宣伝部を経てフリーランスとなる。装丁のほか、多数のポスター、舞台美術を手がける。 『もじを描く 』(編集グループSURE)、『平野甲賀 装丁の本』、『平野甲賀《装丁》術 好きな本のかたち』、『文字の力』など。
黒川 創(くろかわ そう)
作家、評論家。
一九六一年、京都生まれ。同志社大学文学部卒業。
小説に『かもめの日』、『もどろき』、『イカロスの森』、『明るい夜』など。評論に『国境』『リアリティ・カーブ』。『日米交換船』(鶴見俊輔・加藤典洋氏との共著)がある。
<以上、版元サイトより>
________________________
編集グループSURE
2008年
四六判並製