どうして、私は、ここにいるの?
北海道の観光地、阿寒湖畔のアイヌ・コタンに、
和人の父、アイヌの母のあいだに生まれた。
遠く長く故郷を離れて、やっと尋ねた。
北の女たちが、そのとき伝えてくれたこと。
目次
まえがき 「今はもう日本人と同じなんでしょう?」
第1章 どうしてここにいるの?──母・瀧口ユリ子のこと
オジジのトゥイタクを聞くまで/北海道旧土人保護法──私の祖先の場合/「同化政策」というけれど/牛のおじさん/見ることと、見られること──おみやげと観光
第2章 故郷ではない土地で──ウイルタ・北川アイ子さんのこと
オタスで暮らしたころ/私は自分をウイルタでも日本人でもなくした/ソ連時代の暮らし/引き揚げる
第3章 鏡のむこうがわへ──サハリンの女たち
海を渡る/国境があった場所で
第4章 鉄砲撃ちの妻──長根喜代野さんのこと
アイヌ、自分との距離/狩猟と夫婦げんか/お風呂でのトゥイタク
あとがき 私たちの歴史
解説 「違う」と「同じ」のあわいをたどる 山田伸一(北海道開拓記念館学芸員)
<以上、版元インフォより>
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編集グループSURE
2013年6月
四六判 224P
イラスト 瀧口ユリ子