フランス人フォトグラファー、アンリ・カルティエ=ブレッソン(Henri Cartier-Bresson)の作品集。「アンリ・カルティエ=ブレッソン財団(Fondation Henri Cartier-Bresson)」は、刊行から70年を経て、本作を初めて復刊する。
本書は、1955年に美術雑誌社『ヴェルヴ(VERVE)』より出版されたもので、その3年前に刊行された『Images à la Sauvette(The Decisive Moment)』が大きな成功を収めた後に発表された作品集である。収録されているのは、1950〜1955年にかけて、ヨーロッパ10か国でアンリ・カルティエ=ブレッソンが撮影した114点の写真である。これらの写真は、Harper’s Bazaar、Life、Holiday、Paris Matchといった雑誌取材を受けて撮影されたものであり、戦後の復興途上にあったヨーロッパの姿を視覚的に証言する、独自の記録である。
本書において作者が目指したのは、網羅的な記録を提示することではなく、大きな変化のなかに生きるヨーロッパの人々の姿を、生き生きとしたポートレートとして捉えることだった。
2024年に刊行された『Images à la Sauvette(The Decisive Moment)』の新装版と同様、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団は今回、本書をより実用的で、手に取りやすい小型判として復刊する。初版の構成や空気感を大切に引き継ぎながら、現代の読者に開かれたかたちで再び届けられる。
hardcover
156 pages
175 x 236 mm
black and white
2025
NEW EDITION
published by FONDATION HENRI CARTIER-BRESSON
<以上、ディストリビューターインフォより>