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百の太陽/百の鏡 写真と記憶の汀|新井卓

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2,970円

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最古の実用写真術、銀板写真ダゲレオタイプとともに旅に出る。福島の渚へ、遠野の田園へ、核実験場の砂漠へ、あるいは己の過去、夢と現の境へ――。詩人になりたかった美術家は、絶望と混迷の時代にあってもまた昇る陽を待ちながら、ひとり言葉とイメージを探す。世界と自身を見つめ、未来の先触れに手を伸ばす、文+写真エッセイ。 Ⅰ 鏡ごしに出会うこと  在りし日の写真について  銀板写真/モノと記憶/極小の記念物  二百年の孤独 銀板写真にうつす十七歳の肖像  イマーゴー Ⅱ 陽の光あるうちに  冬 眠  路上で  ロプロプまたは夢の慈悲心鳥  いつか、家へ、砂漠へ  ショーント・ビゲイのアトリエ  ミセス・レイコ・ブラウン  維管束  新しい地図  O 駅  根付の国の身体へ  草陰の小径で  Yongsan・1999  渚にて  鳥たち  コロニアル/ほとりにて  わたしたちは歩くことに決めた  遠野へ  遠野の馬と人、写真家・浦田穂一の「滲み」 Ⅲ 百の太陽に灼かれて  トリニティ・サイトへ  東松照明への旅――だれのものでもない〈写真〉への断章  カボチャの名前――〈カボチャ爆弾〉と映画『49 パンプキンズ』  長崎、十一時二分の時計  千の祈り/千の鏡 Ⅳ ままならぬ身体の方へ、目覚める  アジール  悪魔の舌  猫たち  冬の客  彼岸の太陽  密林の黒い水  一斗缶幻想、沖縄にて  Inframince/失われたモノたちの領域で  だれでもない夜、ひとりで  菌糸世界/mycelia  水際にて あとがきにかえて 本文出典一覧 写真作品一覧 新井 卓(アライ タカシ) 1978年,神奈川県生まれ.アーティスト.最初期の写真術ダゲレオタイプ(銀板写真)を独自に習得.対象に出会ったときの感覚を時間と空間を超えて伝える〈極小のモニュメント〉として自身のメディアとし,核の歴史を主題に世界各地で制作,発表を行う.近年は映画制作,共同研究ほか学際的活動を展開.2016年に第41回木村伊兵衛写真賞を,2018年に映像詩『オシラ鏡』で第72回サレルノ国際映画祭短編映画部門最高賞を受賞.スミソニアン博物館,ボストン美術館,サンフランシスコ近代美術館,ギメ美術館,東京国立近代美術館ほか内外の展覧会に参加,各美術館に作品が収蔵されている.著書に『MONUMENTS』(PGI),『ドイツ 丘の上の小さなハカセ クラース』(偕成社),『フィールド科学の入口 災害とアートを探る』(共著,玉川大学出版部)など. <以上、版元サイトより引用> 岩波書店 2023年7月 四六 上製 214P

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