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歌集
表現と記録のあわいに身をさしはさむ
岡井隆
日日の生に寄り添う視線が奔出させる世界と人間を描く歌群
歌人は、毎日数首の歌を書くという戒律を自らに課した。約一年間続けられたこの稀有の試みは多くの歌を誕生させた。それらから840首余を選んで編まれた書下し歌集。第1回小野市詩歌文学賞短歌部門受賞
目次
九月、子規の絵 9
十月、月光と花梨 31
十一月、鵠のうしろ 103
十二月、フアウスト伝説 125
一月、南西に富士 145
ホーフマンスタールを朗読する 183
三月、レヴィ=ストロース百歳 225
四月、すぐそばの房桜 247
五月、リグ・ヴェーダ讃歌に和す 281
六月、蕪村を折句する 295
七月、那智へ回れば 329
八月、ヘルダーリンのロマンティシズム 353
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ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ネフスキイ(愛称コーリア)の民俗学の論文「月と不死」をよみてさまざまに心遊べる歌二十三首 379
あとがき
<以上、版元サイトより引用>
書肆山田
2008年10月25日初版第一刷発行
四六変(190×120) 398P