AN ARTIST, A COYOTE, AND A CAGE - JOSEPH BEUYS IN NEW YORK 1974|Stephen Aiken, Joseph Beuys
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9,680円
アメリカ出身のアーティストでありフォトグラファー、スティーブン・エイケン(Stephen Aiken)の作品集。ドイツ人アーティスト、ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)による物議を醸したパフォーマンス作品を記録した一冊。
ヨーゼフ・ボイスが初渡米し、悪名高きパフォーマンス作品「私はアメリカが好き、アメリカは私が好き(I LIKE AMERICA AND AMERICA LIKES ME)」をニューヨークで上演してから、2024年5月で50周年を迎えた。本パフォーマンスは、ニューヨークの「ルネ・ブロック画廊(René Block Gallery)」で5日間をコヨーテと過ごした以外、アメリカの街や人々を一切見ずに布に包まれたまま帰国するというものであった。ヨーゼフ・ボイスという人間と、野生のコヨーテを部屋の中に閉じ込めるこの作品は、ヨーゼフ・ボイスにカルト的な人気を確立させ、現代美術界で畏敬と批難を代わる代わる生んだ。
作者が1974年の5月に撮影したこの「アクション」は、近年発見されたこれまで未公開であった記録写真であり、この独創性あふれる「ハプニング」に、芸術における斬新な視点をもたらした。
この奇抜な写真に加え、グリニッジ・ヴィレッジのニュースクールで作者が撮影したヨーゼフ・ボイスの未公開カラー写真も収録。ヨーゼフ・ボイスは、1974年1月、アーティスト仲間であるハンナ・ウィルケ(Hannah Wilke)とステージ上で口論し、レクチャーを乱闘に持ち込もうとする騒々しい聴衆とつばぜり合いをしていた。
hardcover
88 pages
286 x 260 mm
color, black and white
2024
published by LETTER16 PRESS
<以上、ディストリビューターインフォより>